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ジブリパーク、24年3月開園「魔女の谷」 フライングマシンなど初公開
2023年11月28日 20:42
ジブリパークの2024年3月16日に開園する新エリア「魔女の谷」のポスタービジュアルや、「フライングマシン」「飛行機乗りの塔」などの施設や建物が初公開された。また、2024年3月入場分からチケットが新しくなる。
魔女の谷は、『魔女の宅急便』の「オキノ邸」や「グーチョキパン屋」、『ハウルの動く城』の「ハウルの城」や「ハッタ―帽子店」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」といった映画の世界をモチーフにした建物があるエリア。エリアの一部が公開されており、「メリーゴーランド」「フライングマシン」「飛行機乗りの塔」は初公開となる。
ポスタービジュアルは、ジブリパークの制作を指揮する宮崎吾朗監督のデザインによるもの。魔女の谷や11月開園の「もののけの里」にある建物や施設を中心に描いている。
メリーゴーランドとフライングマシンは、「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージした遊具。スタジオジブリ作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾している。利用は、3～12歳はいずれも500円、大人はメリーゴーランド1,000円、フライングマシンでは付き添いのみ500円。フライングマシンは大人のみの利用は不可。
飛行機乗りの塔は、『天空の城ラピュタ』のパズーや『魔女の宅急便』のトンボのような空を飛ぶことに憧れる少年の家をイメージした子ども向けの遊び場。
オキノ邸は、『魔女の宅急便』の主人公キキが育った家。オキノ邸の前には庭園が広がる。キキの部屋や、キキの母親コキリが働く魔女の店がある。入場にはジブリパーク大さんぽ券プレミアムが必要。
グーチョキパン屋は、『魔女の宅急便』のキキと黒猫ジジが暮らすパン屋。パン屋では実際にパンを販売する。屋根裏部屋をのぞくこともできる。
ハウルの城は、『ハウルの動く城』に登場する生きもののような形をした城(高さ約20m)。ハウルの城の前には荒地が広がる。また、大きな炉のある居間やハウルの寝室などがある。入場にはジブリパーク大さんぽ券プレミアムが必要。
ハッタ―帽子店は、『ハウルの動く城』の主人公ソフィーが切り盛りする帽子店。ソフィーの作業場をのぞくことができる。
魔女の家は、『アーヤと魔女』の主人公アーヤが引き取られる家。魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などがある。入場にはジブリパーク大さんぽ券プレミアムが必要。
2024年3月入場分から新しいチケットに
チケットは5エリア(ジブリの大倉庫、青春の丘、どんどこ森、もののけの里、魔女の谷)がそろう2024年3月に新しくなる。従来はエリアごとに販売してきたが、ジブリパークを一体のものとして楽しめるチケットに変更する。
券種は「ジブリパーク大さんぽ券」「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」「ジブリパークさんぽ券」を用意。
ジブリパーク大さんぽ券はジブリパーク5エリア全てを1日周遊できるチケット。カフェ・レストランやショップのほか、魔女の谷のメリーゴーランドやフライングマシン、もののけの里の「五平餅炭火焼体験」を利用(有料)できる。
料金は、平日が大人3,500円、子ども(4歳～小学生)1,750円、土曜・休日が大人4,000円、子ども2,000円。
ジブリパーク大さんぽ券プレミアムは、ジブリパーク大さんぽ券と同様に5エリア全てに入場可能で、「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)、「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(魔女の谷)の各建物の内部展示も観覧できる。
料金は、平日が大人7,300円、子ども3,650円、土曜・休日が大人7,800円、子ども3,900円。
ジブリパーク大さんぽ券2種の発売は入場2カ月前の10日14時で、3月分は1月10日14時発売。ジブリの大倉庫のみ入場時間は予約制。
ジブリパークさんぽ券は、屋外にある魔女の谷、青春の丘、どんどこ森、もののけの里の4エリアに入場できるチケット。魔女の谷のみ入場時間は予約制。料金は、平日が大人1,500円、子ども750円、土曜・休日が大人2,000円、子ども1,000円。発売は入場日1週間前の17時。
ジブリパークの所在地は愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内。ジブリパークの5エリアは愛・地球博記念公園内に点在している。エリア間は徒歩移動もしくは公園の園内バス(無料)を利用できる。ジブリパークの専用駐車場はない。火曜休園。2024年2月13日～3月15日はメンテナンス等により休園。チケットの予約はBoo-Wooチケット、ローソンやミニストップ店頭の「Loppi」、ローチケWEB。
ジブリーパークでは、魔女の谷開園に先立ち、内覧会を2024年3月6日10時～17時、3月10日9時～17時に実施する。対象となるチケットは「大さんぽ券」「大さんぽ券プレミアム」の2種類。受付はBoo-Wooチケットで、応募多数の場合抽選。内覧会の入場は無料(別途システム利用料110円)。