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焼け焦げた帰還ソユーズを日本初展示「NIHONBASHI SPACE WEEK」
2023年11月27日 18:20
クロスユ-と三井不動産は、11月27日から12月1日まで、国内外の事業者が参加する宇宙ビジネスイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2023」を開催する。会場は日本橋三井ホールなど日本橋エリア周辺。参加には事前登録が必要で、入場料は一部を除き無料。
今年で3回目の開催となるイベントで、今回は4月から活動を開始したクロスユーが主催。昨年から2倍以上の規模に拡大し、クロスユーの会員や非宇宙企業、スタートアップ企業など国内外の宇宙産業を牽引する91の企業・団体が参加する。
期間中は54の企業・団体が展示を行なう「EXHIBITION」に加え、多彩なビジネスカンファレンス等を開催。5日間で計20の宇宙関連イベントを開催し、日本橋エリア各所で関係者の交流会等も実施される。
ソユーズ帰還モジュール初展示「HELLO SPACE WORK!」
また、一般向けイベントとして、「HELLO SPACE WORK!NIHONBASHI 2023」を11月27日~12月7日まで開催。2021年に宇宙へ行った前澤友作氏のドキュメンタリー映画「僕が宇宙に行った理由」とのコラボレーションで、日本初となるロシアの宇宙船「ソユーズ」の帰還モジュールの展示や、メタバースで国際宇宙ステーション(ISS)を体験できる「THE ISS METAVERSE」などの展示を行なう。
実は、これまでソユーズの実物が日本に上陸したこと自体がなく、その実物が日本で公開されるのは初めての試み。当日イベントに参加した前澤氏は「実際に宇宙から帰還したときは、地上に降りると自力で立てないぐらい筋力が弱っていて、すぐに病院へ運ばれた。だから帰還モジュールを外側からこんなにじっくり見ることはできなかった。大気圏で焼け焦げた表面などリアルなので是非見に来てください」と感慨深く語っていた。