ゴールドカード保有者の6割は年収400万円未満　「ステータスよりおトク」

NTTドコモは、ゴールドクレジットカード(ゴールドカード)の所有・利用実態について調べた「全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査」の調査結果を発表した。かつては「ステータス」を示すゴールドカードだったが、現在は「ポイントが貯まりやすいから」という意見がトップとなり、保有者の63%が年収400万円未満という。

調査は10月13～17日にインターネットで実施。調査対象は、全国の15～79歳男女7,000人(うちゴールドカード保有者1,613人)。調査会社はシグナルリサーチ。

dカードGOLDを展開するドコモの調査結果ではあるが、ゴールドカードを持つ理由が「ステイタス」から「おトクさ」になってきているという調査・分析結果がでている。

調査結果によると、ゴールドカード保有者の約6割が個人年収「400万円未満」であり、、ゴールドカードは“大衆化”の時代に入っていると分析。個人年収では、1位が「200万円未満(39.6%)」、次いで「200万円～400万円未満(23.2%)」、「400万円～600万円未満(17.2%)」。世帯年収でもゴールドカード保有者は「200万円～600万円未満」が42.4%を占めている。

メインカードを選ぶ理由については「ポイントやマイルの還元率(48.6%)」が1位。初めてゴールドカードを持ったきっかけ1位も「ポイントやマイルが貯まりやすいから(20.6%)」で、「ステイタス感が魅力的だったから」という回答は4.2%に留まり、「ステイタスよりもポイントや特典を重視する傾向」があるという。

また、ゴールドカード保有者の8割は、「ポイ活」に積極的で、「ポイ活はもはや当たり前」としている。ゴールドカードの保有者率のNo.1は「dカードGOLD(25.6%)」。