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J:COMオンライン診療、MY J:COMアプリに対応 即日受診も

JCOMは、家庭のテレビで診察などが受けられる遠隔医療サービス「J:COMオンライン診療」を、11月20日から「MY J:COM」アプリでも提供開始した。J:COMサービス提供エリアにかかわらず、診療から服薬指導、処方薬の受け取りまでをスマホとテレビから行なえるようになる。

「J:COMオンライン診療」は、家庭のテレビ画面上で、医療機関の診察予約から問診、医師による診察、薬剤師による服薬指導が受けられるサービス。テレビの大画面で受診できる点が特徴だが、Webカメラの設置が必要で、発熱などですぐに受診したい人にとっての課題となっていた。

今回、MY J:COMアプリで対応することで、250万ダウンロードの同アプリユーザーであれば、別途アプリをダウンロードせずにすぐに利用開始できる。オンライン診療が利用可能な医療機関の検索や、予約の空き状況が確認でき、最短で即日受診も可能。UI・UXのわかりやすさを重視し、「体調が悪い中でもスムーズに受診できる」という。

今後は、継続的な通院やテレビ操作に慣れている人はテレビでの利用を、即日受診が必要な場合や職場で受診される場合はアプリで利用するなど、利用シーンに合わせて選択可能にする。

J:COMオンライン診療は、MICINのオンライン診療サービス「curon(クロン)」とオンライン服薬指導サービス「curonお薬サポート」と連携して実現。テレビとJ:COMが開発したアプリを搭載したSTB(CATVチューナー)を接続するか、スマホに「MY J:COM」アプリをダウンロードすることで、医療機関の診察予約から問診、診察の他、薬剤師からの服薬指導、自宅への処方薬配送のサービスが受けられる。オンライン診療利用料は1回330円。