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JR東日本、自動改札機にタッチして使える1日フリーパス

JR東日本は、モバイルSuicaを自動改札機にタッチすることで利用できる電子チケット(フリーパス)のトライアルを初めて実施する。従来の電子チケットは自動改札機を利用できず係員にスマホ画面を見せる必要があったが、フリーパスは自動改札機を利用可能。

電子チケットは、「伊東・伊豆高原デジタルフリーきっぷ」、「ときわ路バス」の2種類を用意。いずれも有効期間は1日間(発売当日のみ)。

伊東・伊豆高原デジタルフリーきっぷの料金は、おとな1,000円(こども設定なし)。発売・利用期間は、12月1日~2024年1月31日。販売サイトは「伊豆 navi」Webサイト。フリーエリアは、伊豆急行線 伊東~伊豆高原間。

ときわ路バスの料金は、2,180円(こども設定なし)。発売・利用期間は、12月2日~12月24日の土休日、2024年2月10日~3月31日の土休日。販売サイトは「ひたちのくに紀行」Webサイト。フリーエリアは、JR常磐線 取手~大津港間、JR水戸線 小田林~友部間、JR水郡線 水戸~常陸太田/下野宮間、JR鹿島線 潮来~鹿島サッカースタジアム間、関東鉄道常総線・竜ヶ崎線、鹿島臨海鉄道線、ひたちなか海浜鉄道線、真岡鐵道線。

いずれもMaaSプラットフォーム「Tabi-CONNECT」を活用した電子チケット。フリーエリア内だけでなく、首都圏のSuica・PASMOエリアとフリーエリア間での利用にも対応し、よりシームレスにフリーパスを利用できるようになる。

利用には、「Tabi-CONNECT」のマイページでモバイルSuicaの SuicaID番号を登録し、対象のフリーパスを購入する。フリーエリア内の駅だけでなく、首都圏のSuica・PASMOエリアの駅であれば、どの駅からでも利用可能。

降車駅の自動改札機等を利用の際、モバイルSuicaの残高からいったん運賃を支払う形となり、利用日の翌月末にチャージで返金(キャッシュバック)される。Suicaを利用できない駅を利用する場合は、スマートフォンのフリーパス券面を係員に提示する。