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大阪府守口市に「イオンタウン守口」 12月8日開業

イオンタウンは、大阪府守口市にショッピングセンター「イオンタウン守口」を12月8日にグランドオープンする。

国道1号線に面し、大阪メトロ谷町線守口駅の3番出入口に直結する立地。梅田や淀屋橋など大阪中心部への交通利便性に優れ、淀川河川公園や文禄堤といった自然資源、歴史資源が点在するエリアでもある。

イオンタウン守口は、守口市の新たな魅力拠点を創出することを目的とした「守口市旧本庁舎等跡地開発事業」の公募で選定された、商業・住宅の複合開発事業「Link City Moriguchi」における商業棟を構成するもの。地域の日々の暮らしをサポートし、日常に新たな交流と発見を提供する施設としている。

守口市初出店8店舗を含む、17の専門店が入居。「板前焼肉一牛」を北新地・心斎橋・三宮で展開するクォークがファミリー向けの新業態店舗「今日は焼肉」を初出店する。

子育て世代に向けたサービスや商品等も充実。キッズスペースや、子供へのプレゼントなどの特典、ワークショップイベントなどを開催する。また、屋外では住宅棟との間に約1,000m2の「憩いの広場」を整備。子供の遊び場や、交流の場として提供する。2024年夏オープン予定。

惣菜や冷凍食品を充実させたイオンフードスタイル守口店

スーパーマーケットとしては、ダイエーが「イオンフードスタイル守口店」を展開。コロナ禍で広まった「中食」に注力し、簡単、便利とヘルス&ウェルネスをキーワードとした店舗作りを行なう。

簡便・時短のニーズに応える簡便調理野菜を、地域一番の品揃えとして約50品目を展開予定。また、国産黒毛和牛「さつま姫牛」や、具材たっぷりの海鮮丼などオリジナルの商品を多数展開する。鉄板焼きや、ピッツァなど、オープンキッチンで調理した総菜も取り扱う。

島根の漁港に駐在するバイヤーが厳選した旬の魚を使用した総菜や、オーブンで焼き上げたノンフライの唐揚げなど、健康を意識したメニューをも提供。店内で焼き上げ、できたてを提供するベーカリー売場では、即食ニーズに応えるハンバーガーやドーナツを展開し、低糖質や米粉を使用したパンなども取り揃える。

冷凍食品売り場では、高性能な急速冷凍機を使用して加工することで品質劣化を最小限に抑え、高い鮮度を維持したオリジナルの「冷凍dai革命」商品を展開する。

この他、近郊の市場から取り寄せた水産物や、特産野菜、守口市のクラフトビールなど地産地消の取り組みも行なっていく。

この他、デジタルサイネージの活用により、行政情報や地域の観光情報などを掲示。SC屋外壁面には、大型LEDビジョンを設置して、店舗情報や、守口市のシンボルキャラクター「もり吉」とコラボした映像コンテンツを放映する。

環境への取り組みについては、壁面緑化・屋上プランター緑化によるヒートアイランド現象対策を実施。約1,800m2の壁面を緑化し、館内複数箇所に自動潅水システムを備えて植物が育つ環境を整えている。

屋上には太陽光発電設備を導入し、年間最大約23,000kWhの電力を発電。CO2フリー電気100%使用の店舗とする。

守口市との防災協定も締結予定で、被災時には店内を一時的な避難場所として提供。物資の供給も迅速に行なえる態勢を整える。

所在地は、大阪府守口市京阪本通2丁目2番4号。敷地面積は約6,074m2。延床面積は約12,363m2。構造は鉄骨造3階建て。駐車台数は155台、駐輪台数は154台。EV充電器2台も設置する。基本商圏は、半径1km圏内の約15,000世帯、約31,000人。