ウィーチャットに京成・都内地下鉄の乗車券購入サービス

ミニプログラムでの乗車券購入画面。左が東京メトロ、右が京成電鉄

ウィーチャットは、京成電鉄、東京メトロ、東京都交通局、リンクティビティと連携し、中国からの訪日旅行者向けにウィーチャットミニプログラムを利用した乗車券購入サービスを開始する。京成スカイライナーの片道乗車券・特急券、地下鉄乗り放題の「Tokyo Subway Ticket」の購入に対応する。

中国からの訪日旅行者はウィーチャットアプリ内にあるミニプログラム「旅日」を利用し、「スカイライナークーポン」、「Tokyo Subway Ticket 24/48/72hours」の乗車券を事前に購入できる。

旅行者は事前に購入してから、各電鉄事業者の駅に設置される乗車券販売機で交換用QRコードを読み取ることで乗車券と引き換えることができる。これにより、両替なども含めて日本で乗車券を購入する手間を軽減できるとともに、言語の壁も効果的に解決できるとしている。サービスセンター、インフォメーションセンターなどでも引換可能。

東京メトロ、都営地下鉄、京成電鉄の主要な駅には、ウィーチャットミニプログラムにアクセス可能なQRコード付きの宣伝ポスターが設置されている。

京成電鉄は、訪日外国人向けオンライン直販サイト「Keisei GRAB & GO」を立ち上げた。ウィーチャットからのアクセスのほか、パソコンやスマホからのアクセスにも対応する。これまでも訪日外国人向けオンライン直販サイト「Skyliner e-Ticket」を展開していたが、Keisei GRAB & GOは入力項目を最小限に抑えてチケット購入手続きを簡素化したとしている。