伊藤園×キングジム、茶殻を使った「紙製ホルダー」

キングジムと伊藤園は、伊藤園が展開する「茶殻リサイクルシステム」により開発された「茶殻紙」を活用した「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」を共同開発し、12月8日より発売する。初年度販売目標数量は5,000パック。

ラインナップは「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」(10枚入り)と、「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」(2枚入り)の2種類。価格はそれぞれ1,012円、913円。

「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」は、伊藤園の「お～いお茶」などの日本茶飲料の製造過程で排出される“茶殻”をアップサイクルした茶殻紙を活用して開発した、A4サイズの紙製ホルダー。茶殻紙は茶殻と紙パルプを混合して生産されており、通常の紙を使用するよりも紙原料の使用量を削減できる素材。

「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」には、10枚当たり「お～いお茶」600mlペットボトル約3本分、「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」には、2枚当たり「お～いお茶」600mlペットボトル約2本分の茶殻がそれぞれ配合されている。また、ホルダー本体だけではなくパッケージにも茶殻紙を使用しており、ほのかなお茶の香りを楽しめるのも特長。

本体色はお茶のような優しい雰囲気の色合い。ホルダーの内側には茶葉のデザインをプリントしてあり、茶殻紙ならではの地模様によりホルダーに収納した書類が外から見えづらくなっている。

また、「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」はフルート加工により表面が波状で折れ曲がりにくい仕様となっており、内側には名刺を差し込めるスリットが付いている。