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ハンバーガー「ベッカーズ」なくなる 37年の歴史に幕

池袋にあったR・ベッカーズ('19年9月撮影)

JR東日本クロスステーション フーズカンパニーは、ハンバーガーレストラン「ベッカーズ」について、11月22日のベッカーズ柏店の閉店をもってブランドクローズすると発表した。37年の歴史に幕を下ろすこととなる。

ベッカーズは、1986年11月に第1号店が「新宿三井ビルディング」にオープン。1990年代以降、自家焼成バンズを使用するハンバーガーを発売し、最拡大期には約40店舗を関東近郊に展開していた。2014年には鹿肉バーガーで、農林水産省第22回優良外食産業表彰地域社会貢献・環境配慮部門大臣賞を受賞した。

ブランドクローズにあたり、ブランド名「ベッカーズ」の名前をつけた最後のハンバーガー「ラスト・ベッカーズバーガー」を11月9日から閉店日まで販売する。ベッカーズの歴史を感じてほしいとの思いで、1990年代に販売していたベッカーズバーガーを、今の食材で可能な限り再現し、また自家焼成のバンズで提供する。価格は450円、ポテト・ドリンクセットは850円。ラスト・ベッカーズバーガーセット購入者には、クリアファイルを進呈する。

ラスト・ベッカーズバーガー
クリアファイル(イメージ)