ニュース

「空飛ぶクルマ」の充電設備を夢洲に設置 SkyDriveと関電

SkyDriveと関西電力は、大阪・関西万博を機に運用を開始する「空飛ぶクルマ」の充電設備について、2023年度中に飛行試験場に設置すると発表した。その後、大阪・関西万博での運航に向けて夢洲の離着陸ポートに設置し運用する。

両社は2022年に資本業務提携契約を締結し、空飛ぶクルマ実用化に最適な充電設備の研究、開発を共同で実施してきた。開発した充電設備は、高電圧・大電流で超急速充電が可能なため、待機時間が短縮でき、効率的かつ収益性の高い運航が可能で、また将来的にグローバル市場での運航を見据えた汎用性も兼ね備えているという。

関西電力はこの充電設備の導入について、国内外の顧客の先行受付を開始。今後、先行発注をした顧客に対する空飛ぶクルマの充電設備の納入および実利用開始を目指す。