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メルカリ、アフィリエイト開始 購入代金の2%が報酬に

フリマアプリの「メルカリ」は、メルカリの商品URLをシェアすることで、商品代金の一部を報酬として得られるアフィリエイトプログラム「メルカリアンバサダー」を開始した。参加者がブログやSNSでメルカリの商品を紹介し、アフィリエイトリンクを通して商品が購入された場合、販売価格の2%のメルカリポイントを報酬として獲得できる。

メルカリ内の調査では、54.6%の人が「メルカリに出品されている商品を誰かにおすすめしたいと思ったことがある」と回答。メルカリの商品を他の人に「オススメしたい」というニーズがあることがわかったという。またアフィリエイト広告の市場規模は、2024年度には約4,951億円に達するとの予測もあり、今後も市場の拡大が見込まれている。

こうした背景から、ユーザーがメルカリの商品を紹介すると、紹介した人に対価が還元される「メルカリアンバサダー」の提供を決定。ブログやSNSでメルカリの商品を紹介し、アフィリエイトリンクを通して商品が購入されると、販売価格の2%が報酬となる。参加希望者はWeb版メルカリから登録する。フリマアプリでは初のアフィリエイトプログラムとなる。

アンバサダーに登録すると、Web版メルカリ上部に表示される青色のツールバーが表示される。アンバサダーが紹介したい商品や検索結果のページで、ツールバーからアフィリエイトリンクを生成し、SNSやブログでシェアし、そのリンク経由で商品が購入されると、報酬が付与される。

Web版メルカリでアフィリエイトリンクを生成

リンクを経由してから24時間以内にメルカリやメルカリShopsで商品が購入されると、報酬付与の対象となる。取引1件あたりの報酬付与の上限は1,000ポイント。同一の出品者・ショップからの購入に基づく成果報酬の上限は、1出品者・1ショップあたり月3,000ポイント。詳細は利用ガイドラインで案内している。

メルカリでは、同プログラムにより、メルカリの商品がアンバサダーの紹介を通して売れやすくなるほか、購入者にも新たな商品の発見やお得に購入できる機会につながると説明している。