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アマゾン、「軽乗用車」でドライバーが配達可能に

Amazonは26日、個人事業主のデリバリーパートナー(ドライバー)がAmazonの荷物を配達する「Amazon Flexプログラム」で、軽乗用車による配達に対応したと発表した。これまでは軽バン(軽貨物車)に限定されていたが、国土交通省の貨物軽自動車運送事業における軽乗用車の使用の解禁により実現した。

Amazon Flexは、Amazonと直接業務委託契約を結んだ個人事業主であるデリバリーパートナーが荷物の配達を担う仕組み。Flexプログラムの応募条件は20歳以上で、事業用ナンバープレート(黒ナンバー)の取得、保険加入などの条件に加え、「軽貨物車(軽バン)」が必須となっていた。

今回、利用可能な車両に軽乗用車が加わったことで、軽バンを持たない主婦・主夫や学生、空き時間に稼働したい人なども、Amazonのドライバーとして参加できるようになった。また、配達の時間帯も2時間から4時間程度の短い枠から選択できるようになる。

軽乗用車を利用した配達は、すでに関東や関西、中部、九州など30カ所以上の配送拠点で試験的に実施されており、順次、展開地域を拡大していく。プログラム応募条件は、普通運転免許証、黒ナンバー、スマートフォン、最新の車検証、就労資格確認書類(日本以外の国籍の場合)、銀行口座情報など。