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スマホから来訪者に機械応答できるドアホンと宅配ボックス アイリスオーヤマ
2023年10月23日 17:15
アイリスオーヤマは。スマートフォンで来訪者に対応できる「テレビドアホン」2機種と「宅配ボックス」を、10月26日に順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は宅配ボックス「THB07-4956CRDD」が88,000円前後、テレビドアホン「TD-SM5030CT-BSH」が44,000円前後、「TD-SM7070C-BB」が55,000円前後。
テレビドアホンと宅配ボックスは連携可能。玄関子機から機械音声により宅配業者を宅配ボックスに誘導でき、外出時もスマートフォンやタブレットから応答・案内が可能。不在時の荷受け情報は親機およびスマートフォン、タブレットに通知されるため、宅配ボックスを開かずに荷物の有無を確認できる。
テレビドアホン
テレビドアホンは、室内の親機をWi-Fiに接続して専用アプリと連携し、親機から離れていてもスマートフォンやタブレットから屋外にある玄関子機のカメラに映る様子を確認でき、来訪者との通話が可能。親機から離れている時や外出時も対応ができるため、子どもの留守番中などに活用できるとする。
昨今、空き巣や宅配業者を装った強盗事件が相次いでおり、一部自治体では防犯カメラ設置に対し補助をするなど防犯への意識が高まっている。同社は'22年11月にテレビドアホンを発売し、カメラのセンサーが人や物の動きを検知すると約10秒間の動画を自動で録画し、不在時の来訪者を確認できる「みはり自動録画機能」が好評を博しているという。
新モデルでは、「みはり自動録画機能」に加え、専用アプリと連携することで、外出時でもスマートフォンやタブレットからカメラに映る様子を確認できるようになる。機械音声応答機能も搭載し、見知らぬ来訪者には機械音声で用件を確認してから対応することも可能。
ラインナップは、約4.3型カラー液晶ディスプレイの「TD-SM5030CT-BSH」と、約5型カラー液晶ディスプレイの「TD-SM7070C-BB」の2機種。機能は共通で、通話方式は音声交互自動切換方式。親機の取付方法は露出壁掛け(壁掛け金具付属)。子機の防水性はIPX4。
4.3型のTD-SM5030CT-BSHの親機サイズは、約169×129×29mmで、重量が約420g。子機サイズは約129×97×36mmで、重量が約220g。玄関子機の接続可能台数は1台。発売日は10月26日。
5型のTD-SM7070C-BBの本体サイズは、親機が約190×152×30mm、重量約550g。子機サイズは約129×97×36mmで、重量が約220g。玄関子機の接続可能台数は2台。発売日は11月末を予定している。
宅配ボックス
宅配ボックスは、テレビドアホンと連携することで、宅配業者が訪れた際に親機だけでなくスマートフォンやタブレットからの応答や、機械音声による宅配ボックスへの誘導が可能。
乾電池式のため配線工事が不要で手軽に設置でき、本体を傾けると警報音が鳴り、宅配ボックスや荷物の持ち去りを未然に防ぐ。扉を開いてから約30秒で警報音が鳴る仕様で、閉め忘れを防止。宅配ボックスには4桁の数字による暗証番号を最大10件登録できる。別売で台座、門柱の取り付けが可能。
本体サイズは、約490×389×558mm(幅×奥行×高さ)で、重量が約9.5kg。受け取り可能最大サイズは、約435×309×505mm(同)、20kgまで。カラーはダークシルバー。発売は12月末を予定。