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都営新宿線 船堀駅至近に2棟の複合施設 庁舎・商業・オフィス・住宅

再開発イメージ図。左が北棟、右が南棟

都営新宿線 船堀駅に近接し、江戸川区の複合文化施設「タワーホール船堀」の北側に面する立地に、21階建ての北棟と26階建ての南棟からなる複合施設が開発される。

日鉄興和不動産、東京建物が、権利者とともに推進する「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」について、10月10日に東京都江戸川区より都市計画決定の告示がされた。日鉄興和不動産と東京建物が発表した。

場所は東京都江戸川区船堀四丁目の一部で、区域面積は約2.6ha。区域を南北2つの敷地に分け、新大橋通りに面する北側敷地には現在地から移転する江戸川区庁舎を新設し、南側敷地には再開発ビルを建設する。

対象区域

庁舎敷地となる北棟は庁舎、駐車場等、民間敷地となる南棟は商業、業務、共同住宅(約400戸)、駐車場等で構成される。規模は、北棟が敷地面積約9,600m2、延床面積約61,400m2、地上21階、高さ約99m、南棟が敷地面積約7,300m2、延床面積約60,400m2、地上26階、高さ約99m。

街区の一体的な土地利用により、多世代・多文化の交流でにぎわう共生社会の実現、あらゆる災害に備えた防災拠点の形成、船堀グリーンロードを軸とした歩行者空間の創出、船堀街道と一体性のあるみどりのネットワークの創出を目指す。

今後は、2024年度に再開発組合(本組合)設立認可、2025年度に権利変換計画認可予定。