日本橋と豊洲を結ぶ「船旅通勤」25日開始　500円

「東京船旅運行カレンダー」

東京都は、10月25日から「船旅通勤」に向けて日本橋～豊洲航路の運航を開始する。運行日は毎週火・水・木曜日の夕方で、運賃は500円。運行事業者は観光汽船興業で、三井不動産が事業協力する。

舟運を身近な観光・交通手段として定着させるための取り組みで、8月に航路を決定し、10月から日本橋～豊洲、'24年春から晴海～日の出で運行開始するとしていた。このうち、日本橋～豊洲航路の運航が10月25日から開始される。

豊洲ららぽーと内の船着場と日本橋船着場の間を約20分間で移動可能で、「都市型クルーザーでコーヒー片手にスマート通勤、船内でPCも利用可能」としている。使用予定船舶は「アーバンランチ」と「リムジンボート」。アーバンランチは最大4台まで自転車も乗船できる。ベビーカーも乗船可能。

アーバンランチ(C)観光汽船興業

リムジンボート(C)観光汽船興業

運賃は大人が500円(中学生以上)、 小人(小学生)が250円。小学生未満の幼児は大人と同数まで無料。乗船チケットは、Web購入による事前予約販売(クレジットカード決済のみ)と当日販売で、予約優先となる。10月7日から予約を開始している。当日販売は、乗船時に船内でクレジットカード、PayPay、交通系ICでの支払いが可能。