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アマゾン、北海道で生鮮食品のネットスーパー展開 アークスと協業

左から、アマゾンジャパン Amazonネットスーパー事業本部長 荒川みず恵氏、アークス 代表取締役社長 横山清氏、アークス 取締役執行役員 猫宮一久氏

Amazonは、北海道・東北地方を中心に食品スーパーを運営するアークスと協業し、Amazonプライム会員向けサービスとして、アークスの実店舗で取り扱う生鮮食品のオンライン販売および最短2時間配送サービスを、北海道エリアにおいて今冬を目途に開始する。対象地域は札幌市と北広島市の一部エリアで、順次拡大する予定。配送料や配送時間は後日改めて発表される。

今冬に、Amazon.co.jpのWebサイトとAmazonショッピングアプリ上にアークスのストアをオープン。利用者からの注文後、アークス店内の専門スタッフが商品を選び、Amazonの配送ネットワークで注文から最短2時間で配達するサービスを展開する。利用にはAmazonプライム(年会費5,900円もしくは月会費600円)の契約が必要となる。

取扱商品は、生鮮食品、惣菜、飲料、酒、日用品など約9,000点。人気商品「さかなやの寿司」も取り扱い予定としている。

利用の流れ
取扱商品
アークス概要。北海道・東北・北関東で377店舗を展開

Amazonは、直営のネットスーパーサービスとして「Amazon フレッシュ」を2017年4月に開始。以降、Amazon上で利用できる「ライフネットスーパー」(関東・関西)、「バローネットスーパー」(東海エリア)、「成城石井ネットスーパー」(関東・東海)を展開している。

アークスネットスーパーにより、北海道地方におけるAmazonを通じた生鮮食品のオンライン販売・配送サービスの提供は今回が初となる。

Amazonが展開するネットスーパー

アークスでは、年々変化する顧客の多様な生活に合わせてサービスの拡充を進めており、従来よりアークスオンラインショップを展開。ネットで注文した商品を駐車場で受け取れるほか、店舗から配達するサービスを行なっていた。

オンラインショップでは配送時間は最短5時間だったが、今回のAmazonとの協業により、最短2時間での配送が可能となる。今後は、対象エリアを北海道・東北地域を中心に拡大していく予定としている。

従来のアークスオンラインショップと、Amazonのアークスネットスーパーの違い
対象エリアは拡大予定