ニンテンドーアカウント、パスキーに対応 スマホの生体認証でログイン

任天堂は21日、ニンテンドーアカウントで「パスキー」に対応した。設定を行なうことで、パスワードの代わりにスマートフォンの生体認証などを使って、ニンテンドーアカウントにログインできるようになる。

パスキーはパスワードの代わりにアカウントの認証ができる仕組み。スマートフォンなどにあらかじめ保存したユーザー専用の認証情報(キー)を生体認証(指紋・顔)やパターンで呼び出して、ニンテンドーアカウント側にユーザー専用のキーを渡すことで認証。ログインが可能となる。

ニンテンドーアカウントでは、ログインや各種サービスのアカウント再認証時に、パスキーを利用できる。パスキーの利用のためには、機器側で準備をしたあとに、ニンテンドーアカウント側でパスキー設定を行なう。

なお、パスキーは自分専用となるため、学校や勤務先の共用の機器のほか、他の人(家族を含む)と共用する機器で使うべきではない。また、パスキー設定後も、メールアドレスとパスワードによるログインも併用できる。