ニュース

JR東日本、三鷹-武蔵境間の「三鷹こ線人道橋」を撤去

出典:三鷹市

JR東日本は、中央線三鷹~武蔵境間に架かる「三鷹こ線人道橋」の撤去に、12月頃に着手する。三鷹市によれば、三鷹にゆかりのある太宰治が好んだ場所として文化的価値が高い施設とされており、撤去工事終了後、階段等の一部現地保存に向けた整備を予定している。

三鷹こ線人道橋は1929年に古い設計基準で建設されており、現在の基準を満たしていないため、安全確保の観点から撤去に着手する。撤去着手までは引き続き通行可能。なお、中央線の横断は、三鷹こ線人道橋から見て三鷹駅寄りにある「堀合地下道」で可能。

撤去工事は、南側解体、北側解体の順に行なう。工事完了までは2年程度かかる予定。

三鷹市では、JR東日本との調整を図りながら、年内に三鷹こ線人道橋の渡り納めイベントを予定している。