Clubhouse「大きな賭け」に出る　音声チャットを軸にリニューアル

音声SNSの「Clubhouse」が「音声チャット」機能などを追加して大幅リニューアルした。より“メッセージングアプリらしく”変化し、6日からiOS/Androidアプリを提供開始した。

Clubhouseは、コロナ禍の2021年初頭に日本でもブレイクし、新たなソーシャルコミュニケーションとして話題を集めた。しかし、2021年の春頃からあまり話題にならなくなっていた。

今回、「大きな賭け。我々が正しいことを願う」として大規模なアップデートを実施。リアルタイムの音声コミュニケーションだけでなく、音声による「チャット」を導入し、友達とのコミュニケーションを軸に据えたサービスにした。メッセージを自分の友達(friend)全体に共有できるほか、友達ごとに声のメッセージを送ることも可能。

また、音声は自動でテキスト化されるため、テキストチャット的な利用も可能。音声メッセージの2倍速再生などにも対応する。

従来の音声配信は「フォロワー」向けだったが、リニューアルにより「友達」に音声を共有するサービスに変更される。なお、従来どおりのライブ音声配信機能も引き続き提供される。