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G-SHOCK NFT実現へ コミュニティ強化でDiscordサーバー

カシオ計算機は、腕時計ブランド「G-SHOCK」の新規ユーザーとの接点を広げることを目的として、インターネット上にコミュニティ「VIRTUAL G-SHOCK」をオープンした。今後、会員権をNFTで配布して共創企画を実施するなど、新たな取り組みを開始する。

第1弾として、コミュニケーションサービスの「Discord」上に「VIRTUAL G-SHOCKコミュニティ」が9月5日から開設されている。このコミュニティはDiscordアカウントがあれば参加できる。参加者は貢献度に応じてレベルアップし、企画への優先参加権といった特典も用意される。

NFTの会員権「G-SHOCK CREATOR PASS」が、初回15,000個で9月23日から無料配布される予定。「CASIO ID」の登録による先行配布期間が設けられる。このNFT所有者は「VIRTUAL G-SHOCK」の限定チャンネルに参加できる形になる。「G-SHOCK CREATOR PASS」は売買・譲渡には対応しない。

NFT会員権の保有者になると、コミュニティで実施される共創企画に参加できる。共創企画ではまず、「G-SHOCK CREATOR PASS」の会員バッジのデザインを決めるカラーデザインコンテストが予定されており、コミュニティ内の投票で決定する。ほかにもコミュニティではさまざまな企画が実施される予定。

G-SHOCK CREATOR PASS

会員権のNFTはPolygonチェーンを利用する。対応ウォレットはMetaMask。配布対象国は、日本、アメリカ、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、イギリス、ポルトガル、オーストリア、インド、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン。

12月には、G-SHOCKの3Dモデルデータを使った「G-SHOCK NFT(仮称)」の販売も予定している。