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三井住友カードとライフネット生命が提携 Vポイント活用の保険など開発

三井住友カードなどSMBCグループとライフネット生命グループは、デジタル完結型の保険サービスのマーケット拡大に向けた資本業務提携契約を締結した。提携にあわせて、ライフネット生命が三井住友カードを割当先とする第三者割当増資を行なう。

提携では、保険商品と決済サービスを連携させ、両グループのサービスを強化していく。三井住友カード、ライフネット生命、ライフネットみらいの3社は2022年10月に、三井住友カードの会員サイト「Vpass」を起点としたオンライン保険事業の協業で業務提携を発表しているが、資本業務提携によりさらに取組を推進する。

三井住友カードとライフネット生命は、3月からライフネットの保険商品を、三井住友カードの保険ポータルサイトにて提供を開始しているほか、ライフネットみらいが運営する保険選びサイト「ベターチョイス」への導線を設置。オンラインでの保険販売のサービス拡充を進めている。

これらの取り組みに加え、SMBCグループの顧客向けの新たな保険商品開発やデジタルアプローチツールの開発、SMBCグループの顧客基盤拡大に向けた取組みなどで協力していく。

新たな保険商品開発では、SMBCグループの顧客向けに「Vポイント」を活用した商品や、個人保険以外の領域などの新たな保険商品の提供を両グループで検討していく。

デジタルアプローチツールにおいては、気軽にファイナンシャル・プランナー(FP)等のアドバイザーへ相談できる「マネー相談予約ツール」の提供や、保険に限定せず、家計のあらゆる支出を管理・見直し診断ができるツールなどの開発を行なう。

SMBCグループの顧客基盤の拡大においては、ライフネット生命が、三井住友カードのクレジットカードに加入できる仕組みを構築・検討していく。