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東海道新幹線にポイントサービス、山陽・九州新幹線と連携
2023年8月28日 14:02
JR東海とJR九州は、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約とチケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」において、ポイントサービスを含む新サービスを10月1日から開始する。
東海道新幹線「EXポイント」
JR東海は、新サービス「EXポイント」を開始する。EXサービス(エクスプレス予約、スマートEX)を利用して乗車すると、東海道新幹線の利用区間に応じてポイントが貯まるサービスで、貯まったEXポイントは、10月から開始する新しい旅行商品「EX旅パック」「EX旅先予約」の購入時に1ポイント1円として利用できる。
例えば、東京～新大阪で普通車指定席1名(片道)の場合、エクスプレス予約では83ポイントが、スマートEXでは41ポイントが付与される。
また、2023年10月から開始予定の、JR東海グループの共通ポイントサービス「TOKAI STATION POINT」とEXポイントで相互交換が可能になる。「TOKAI STATION POINT」は、駅商業施設で食事やお土産の購入などに利用できるポイントサービス。
EXポイントの有効期間は精算月の翌年度末まで。2024年春には用途・期間限定ポイントの提供も開始する予定。
各社をまたぐ利用では、東海道・山陽・九州新幹線の利用区間に応じて、各社のポイントが貯まるようになる。新大阪～博多はWESTERポイントが、博多～鹿児島中央はJRキューポがそれぞれ貯まる形になる。
一年前予約
10月1日以降、EXサービスでは最大1年先の指定席の予約が可能になる。東海道・山陽・九州新幹線が対象。
加えて、予約システムの稼働時間が改善され、深夜(23時30分～5時30分)の間も予約の申し込みを受け付ける。対応は9月16日以降。
グリーンプログラムが終了
各社のポイントサービスが整備されたことを受け、「エクスプレス予約」会員向けの「グリーンプログラム」サービスは終了する。グリーンプログラム・ポイントの利用期限は、蓄積終了日が12月31日乗車分まで、ポイントを使うグリーン特典の利用期限は2024年6月30日予約操作分まで。
山陽新幹線「WESTERポイント」
JR西日本の山陽新幹線では、スマートEXを利用した場合でも、利用区間に応じて「WESTERポイント」が貯まるようになる。
また、「JR東海エクスプレス・カード会員」「JQ CARD エクスプレス会員」がEXサービスポイント付与登録をして、「エクスプレス予約」で山陽新幹線を利用した場合も、WESTERポイントが貯まるようになる。
12月31日までにEXサービスポイント付与登録をすると100ポイントがプレゼントされるキャンペーンを実施。また、2023年12月1日～2024年3月31日の乗車分を対象に、山陽新幹線の対象区間・対象商品を指定席で利用したWESTER会員にはボーナス還元も実施される。
九州新幹線「JRキューポ」
JR九州は、ポイントサービスの「JRキューポ」が貯まる対象会員を拡大し、これまでの「JQ CARD エクスプレス会員」と「スマートEX会員」に加えて、10月1日以降は「JR東海エクスプレス・カード会員」「J-WEST カード(エクスプレス)会員」も対象になる。
エクスプレス予約での九州新幹線の利用(発売額)に応じてJRキューポが貯まり、スマートEX会員と同じ付与率になる。12月31日まではJRキューポの付与率が2倍になるキャンペーンも実施される。
