ワイモバイル新プラン「シンプル2」 データは増量で基本料値上げ

ソフトバンクは、「ワイモバイル」の新料金プランとして、「シンプル2 S」「シンプル2 M」「シンプル2 L」の提供を10月以降に開始する。また、通話オプションとして「だれとでも定額＋」「スーパーだれとでも定額＋」の提供も開始する。具体的な提供開始日は、後日発表される。

現在提供されている「シンプルS／M／L」より1月あたりのデータ容量が増加。Sは3GB→4GB、Mは15GB→20GB、Lは25GB→30GBへ増量となる。ただし料金は値上げとなり、Sが月額2,178円から2,365円(約8.5％の値上げ)、Mが月額3,278円から4,015円(約22.5％の値上げ)、Lが4,158円から5,115円(約23％の値上げ)へ変更される。

料金は値上げとなるが、割引制度を充実させる。光回線とセットで割引となる「おうち割 光セット(A)」の毎月の割引は、「シンプル2 M」「シンプル2 L」を対象に、「シンプルM」「シンプルL」の1,188円から1,650円に増額する。また、新しい割引制度として「PayPayカード割」を新設。「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」で料金を支払うと、毎月187円を月額基本料から割り引きする。

「おうち割 光セット(A)」と「PayPayカード割」が適用された場合、「シンプル2 S/M/L」は月額基本料1,078円、2,178円、3,278円で、それぞれ利用可能になる。

「シンプル2 S/M/L」は従来にに引き続き、それぞれ余ったデータ容量を翌月にくりこすことが可能。それに加え、「シンプル2 M」「シンプル2 L」は月間データ使用量が1GB以下の場合、自動割引を適用。自動割引と「おうち割 光セット(A)」および「PayPayカード割」が適用された場合、「シンプル2 M」「シンプル2 L」ともに月額基本料1,078円で利用できる。

USBスティック型Wi-Fiルーター「Stick WiFi」

ソフトバンクとワイモバイルの新商品として、小型LTE対応Wi-Fiルーター「Stick WiFi(スティック・ワイファイ)」が、8月30日に発売される。

LTE対応でZTE製のWi-Fiルーターで、USB電源があればWi-Fi環境を構築可能。最大10台のWi-Fi対応機器を同時接続可能で、スマホやゲーム機、パソコンなど、さまざまな機器をつなぐことができる。同梱のQRコードをスマホなどのカメラで読み込めば簡単に接続可能。

持ち運びに最適な小型軽量ボディーとし、重量は約33g。車内ではUSBポートやシガーソケットに装着したUSB変換アダプターに、屋外ではモバイルバッテリーに接続して使用できる。