ソフトバンクG傘下の英Arm、米Nasdaq上場を申請

ソフトバンクグループは22日、子会社である英Armが、Nasdaq上場に向けて、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。ティッカーシンボルは「ARM」。

Armは、スマートフォンなどで使われる、SoC(System on a chip)やCPUの製造に必要なアーキテクチャを開発・供給する企業。ソフトバンクグループは、2016年9月に310億ドルでArmを買収し、Armの上場を廃止。'20年に約400億ドルでのNVIDIAへの売却を発表したが、規制上の課題などを理由に'22年2月に売却を断念。再上場を目指していた。

ソフトバンクグループは、Armの再上場後も引き続きArmが同社の連結子会社となることを想定している。