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セブン、手のひらから野菜摂取量を推定する「べジチェック」 nanaco付与

測定イメージ

セブン‐イレブン・ジャパンは、手のひらから野菜摂取量を推定するカゴメ「べジチェック」の実証実験を、東京都、神奈川県、兵庫県の14店舗で開始した。セブン‐イレブンアプリと連携したnanacoポイント付与も行なう。

べジチェックはカゴメの特許技術で、手のひらをセンサーに約30秒押し当てることで野菜摂取量を推定できる機器。センサーのLEDから照射された光が皮膚に反射し、皮膚のカロテノイド量を測定する。

野菜(特に緑黄色野菜)を食べると野菜に含まれるカロテノイドが体内に吸収され、やがて皮膚に蓄積する。様々な深さや角度から得られる反射光を機器が測定し、カゴメ独自のアルゴリズムでカロテノイド量を計算することで、野菜摂取レベル、推定野菜摂取量を表示する。

2~4週間前までの食生活状況が反映され、野菜摂取レベルは0~12.0の120段階で表示。7~8がおおよそ350gの野菜摂取量に相当するという。

測定前画面(左)と測定結果画面(右)の例

神奈川県内の設置店舗を除き、セブン‐イレブンアプリとの連携によるnanacoポイント付与も実施。べジチェックタブレットの横に設置したカメラ部分に、セブン‐イレブンアプリの会員バーコードをかざしてから測定することで、後日1日1ポイントを上限に付与される。

セブン‐イレブンが地域の人にとって健康を維持するための拠点となり、商品やサービスを通じて健康な社会を実現することを目指す取り組み。セブン‐イレブン・ジャパンでは創業50周年を機に「明日の笑顔を 共に創る」という姿を目指し、「健康」「地域」「環境」「人財」という4つのビジョンを掲げている。今回は、このうちの「健康」に資する取り組みとして実施する。