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初代スウォッチが角型だったら? 40年前のプロトタイプを製品化
2023年8月1日 08:00
スウォッチグループジャパンは、「スウォッチ」の新作として、スクエア型の「BIOCERAMIC WHAT IF?」コレクションを発表した。クオーツ式の腕時計で、価格は15,400円。8月1日に発売される。
スウォッチ創業時の初代モデル「GENT」がラウンド型ではなくスクエア型だったら? という、もしもの世界を実現するコレクション。40年以上前の1982年、スウォッチ創業時にプロトタイプとして考案されていたスクエア型ケースのデザインがモチーフになっている。
開発にあたっては、1982年以降に考案されたプロトタイプのスクエア型デザインが改めて見直され、現在のモデルとして再構成された。また、近年のスウォッチが積極的に採用している素材である、強度や耐久性に優れるBIOCERAMIC(バイオセラミック)によって、スクエア型に特有の課題が解決できたとしている。
ケースのサイズは33×33mmのスクエア型。くっきりとしたダイヤルやカラーバリエーション、カラートーンはスウォッチの初代モデルをイメージし、40年前のデザイン美学が反映されているとする。ケース、リューズ、バックル(尾錠)はバイオセラミック製。針には夜光塗料が塗布され、3時位置に曜日・日付表示窓を備える。裏蓋の電池カバーにはプロトタイプとして考案されていたダイヤルのデザインが描かれる。
風防はスウォッチ初というバイオ由来素材のエッジトゥエッジガラスで、端面が左右で露出しているデザイン。またバイオ由来素材の一体型ストラップも備える。防水性能は2気圧防水。
ケース・バンドのカラーバリエーションはブラック、グレー、グリーン、ベージュの4種類で、いずれもマット仕上げ。ベージュのみダイヤルがブルー。針やインデックスのデザインはそれぞれ異なる。