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「HANEDA INNOVATION CITY」11月にグランドオープン
2023年7月31日 12:35
羽田みらい開発は、羽田空港に隣接する羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)で開発を進める大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(HICity)を11月にグランドオープンする。一部エリアは、2020年7月に先行オープン済み。
HICityは、「先端」と「文化」の境界を越えた交流を誘発し、新たな価値創造を実現する日本初のスマートエアポートシティ。延床面積約13万m2を超える建物に、研究開発施設・オフィス、先端医療センター、イベントホール、宿泊施設、日本文化体験施設、飲食施設などを中心とした施設が集積している。
「先端」と「文化」を軸に、多様な人々が集まり、交流できる様々な用途・拠点を整備。施設整備に加え、自動運転バスや自立走行ロボットの実証実験、屋内外での音楽ライブ、定期開催のイベントなど、多彩なソフトの仕組みも備える。単なる大規模施設ではなく、すべての人に開かれた「まち」として成長していくことを目指すという。
新たに竣工したZONE A・B・Cの施設概要は以下の通り。
ZONE A 藤田医科大学東京 先端医療研究センター
藤田医科大学による次世代医療・研究の拠点施設。再生医療やがんゲノム医療の提供をはじめ、最新機器による健診、高度な不妊治療、ITを用いたリハビリテーション等、保険診療にとらわれない革新的な医療を展開する。施設内には手術支援ロボットやさまざまな医療機器メーカーのラボを備え、新規治療法の開発や創薬などの研究に取り組むことで、医療における産学連携JAPANモデルの確立、さらには国民の健康に寄与することを目指す拠点としている。
ZONE A ホテルメトロポリタン 羽田
“旅に寄り添う、おもてなし”をテーマに、旅のニーズにあわせて選べる全13種類、計237室の客室や、屋上展望デッキ、レストラン、ジム等を備えるホテル。メトロポリタンホテルズは、東日本エリア中心に国内14ホテル4,146室を展開。「ホテルメトロポリタン 羽田」は羽田エリア初出店で、15番目のホテルとなる。10月17日開業予定、予約受付開始済み。
ZONE B 研究開発施設/オフィス
基準階は1,700坪超え、最大8分割に対応可能なフロアプレート。各階南北2カ所に外気を感じられる専用バルコニーを有する。共用部には、リフレッシュコーナー、パントリー等の配置、空港や富士山が望めるオフィス専用の屋上デッキも設けるなど、オフィスワーカーの利便性・多様性に配慮している。