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新型アルファード/ヴェルファイアにパナの新世代ワイヤレス充電器

パナソニック オートモーティブシステムズの新世代ワイヤレス充電器が、トヨタの「新型アルファード/ヴェルファイア」に採用された。

従来のムービングコイル方式に加え、独自の充電アルゴリズムを採用。従来品に対して体積比3.6倍の充電範囲を実現し、より幅広い形状のスマートフォンを高効率で充電することができる。また、ソフトウェアと部品構成を見直したことで、従来よりもモーター数を削減。55g軽量化した。充電規格は「Qi」のVer1.3.2に対応し、最大15Wまでの急速充電に対応する。

新型アルファード(写真提供:トヨタ)
新型ヴェルファイア(写真提供:トヨタ)

同社独自のムービングコイル方式は、スマートフォンを充電トレイに置くだけで、充電最適位置にコイルが移動して充電を開始する仕組み。幅広い形状のスマートフォンに対応できるほか、低い熱損失、高い充電効率を維持することが特長としている。走行時の振動でスマートフォンの位置ずれが発生し充電が停止した場合でも、ずれたスマートフォンの位置を検知し、充電器側でコイルが位置補正することで、自動で充電を再開する。