ニュース

マネーフォワード クラウド、AmazonビジネスとAPI連携

マネーフォワード クラウドは、法人・個人事業主向けEコマース「Amazonビジネス」とのAPI連携を開始した。

Amazonビジネスとの連携は、これまでスクレイピング連携により行なっていたが、正式にAPI連携を開始した。更新時に追加認証の操作が必要だったが不要になるほか、従来に比べてセキュアかつ利便性が高く、安定したデータ連携が可能。商品代金や税額に加え、ギフトラッピング料金などの項目を区別して取得できるため、勘定科目や税区分の設定が容易になる。

Amazonビジネスでユーザーが設定しているグループ単位で補助科目が設定されるため、Amazonビジネスで設定したグループに基づいて、部門や取引先別に区分した購入履歴毎に仕訳の登録・自動仕訳ルールの設定が可能になる。今後は、2023年に施行を開始するインボイス制度への対応も検討を進める。

連携が可能なのは、「マネーフォワード クラウド会計」「マネーフォワード クラウド会計Plus」「マネーフォワード クラウド確定申告」の他、個人向けの「マネーフォワード ME」。すでに利用しているユーザーを対象としたAPI連携の切り替えは、8月頃を予定している。