7.8型カラー電子ペーパー搭載「BOOX Tab Mini C」

SKTは、電子ペーパー搭載タブレット「BOOX Tab Mini C」と「BOOX Page」を発売した。価格はオープンプライスで、市場想定価格はBOOX Tab Mini Cが69,800円前後、BOOX Pageが39,800円前後。

BOOX Tab Mini C

BOOX Tab Mini Cは、7.8型のカラーEink Kaleido3 電子ペーパーディスプレイを採用したGoogle Play搭載Android 11タブレット。前機種である「Nova Air C」と比較して彩度とカラー解像度が大幅にアップし、これまで大型機種のみに採用されていた独立GPU「BSR(BOOX Super Refresh)」を初搭載。指によるタッチやペンの使用においても高速レスポンスを実現した。

Eink Kaleido3は、白黒モードで16階調のグレー、カラーモードで4,096色を表示可能。これにより、電子書籍リーダーやノート、ブラウザ等でよりカラフルな画像や文字情報を表示できるようになった。また、電子ペーパーの構造の最適化によって、前世代のEink Kaleido Plusと比較し色の濃さ(彩度)が30％向上。フロントライトは、ディスプレイの表面から反射されるブルーライトの量を減らすように設計した「E Ink CmfortGaze」を採用している。リフレッシュモードは、HD、バランス、高速、最高速の4つのモードを搭載。画像の好みに合わせて画質と速度のバランスをとることができる。解像度は702×936ドット(150dpi カラー)、1,404×1,872ドット(300dpi 白と黒)。

通信機能は、IEEE 802.11b/g/n/ac、Bluetooth 5.0。メモリは、4GB(LPDDR4X)、ストレージは64GB(UFS2.1)。本体サイズは194×136.5×8.3mm、重量は264g。

BOOX Page

BOOX Pageは、7型のEink Carta 1200 タッチスクリーンとカスタマイズ可能な物理ボタンを備えたGoogle Play搭載のAndroid 11タブレット。前機種である「BOOX Leaf2」から基本性能が向上し、CPUが4コアから8コア、メモリが2GBから3GBへと増加した。これによりアプリ起動のレスポンスが大幅に向上している。バッテリー容量も2,000mAhから2,300mAhに増加した。

ディスプレイ解像度は1,680×1,264ドット(300dpi)。通信機能は、IEEE 802.11b/g/n/ac、Bluetooth 5.0。ストレージは32GB(eMMC)。本体サイズは156×137×6mm、重量は195g。