ニュース

DHLの海外書類発送、レターパックライト+郵便ポストで可能に

DHLジャパンは、日本郵便のレターパックライトを使った海外向けの書類発送の受付を開始した。郵便ポストや郵便局、取扱コンビニを経由して、DHLの国際エクスプレスサービスで世界220以上の国・地域に書類送付が可能になる。

従来はDHLの拠点への持ち込みや集荷手配が必要だったDHLの海外への書類発送について、日本郵便のレターパックライトを集荷パッケージのように使いDHLサービスセンターに送付することで、日本全国から海外に書類発送が可能になるというもの。

発送できるのは書類のみで、信書、ディスクや記憶媒体、プラスチックカード、現金などは取り扱い不可。

DHLのオンライン出荷ツール「MyDHL+」でDHL運送状を作成・印刷し、クレジットカードで運送料金の支払いを完了させた後、郵便局やコンビニで購入したレターパックライトに「海外発送書類を入れた封筒」と「DHLの運送状」の2つを封入。レターパックライトをDHLサービスセンター宛で送付すると、受け取ったDHLサービスセンターでレターパックライトが開封され内容物の検査が行なわれた上で、同梱のDHL発送状に従った発送手続きが行なわれる。

DHLジャパンは、越境EC市場の拡大を受け、海外発送ニーズの高まりに応えるべく日本全国のインフラ整備に取り組んできた。DHLサービスセンターのほか、すでにアクセア、MBE、キンコーズ、はんこ屋さん21など、157カ所が海外発送荷物の持ち込み拠点になっている。今回の対応により、都市部だけでなく日本全国の郵便局のネットワークを経由する受付が可能になった。