ニュース

マクドナルド、都心部の店舗で値上げ 東名阪の184店

日本マクドナルドは、7月19日から都心部に立地する184店舗において、価格を見直し、「都心型価格」を設定し、値上げする。

マクドナルドはこれまで、空港や駅、遊園地、サービスエリアなどの特殊な立地や都心部の一部の計約40店舗では、その他の店舗と異なる価格設定をしていた。今回、店舗運営コストの上昇を背景に、賃料、人件費などの負担が特に大きい東名阪エリアの店舗で「都心型価格」を新たに適用。対象となる店舗は、全国約3,000店舗の約6%の184店舗。

東京における対象店舗は、JR東京駅店や六本木ヒルズ店、麻布十番店、新宿西口など、大規模ターミナルや都心のランドマークに近い店舗など。山手線内の店舗は基本的に「都心店」となっている。また、中野や吉祥寺、横浜などの店舗も多数が都心店となる。大阪も新大阪駅やうめだなどの店舗が入っているほか、名古屋や京都の人流が多い地域の店や、舞浜イクスピアリ店なども都心店とされている。

特殊立地点は、成田・羽田空港や関西国際空港、足柄サービスエリア、枚方パーク店など。また王子、三軒茶屋、巣鴨、武蔵小山、下北沢、初台、成増、三鷹などの店舗も準都心店として新価格になる。

価格が異なる店舗一覧(PDF)

また、7月19日からはデリバリー価格も値上げする。ハンバーガーは220円が240円に、ビッグマックは540円が590円に値上げされる。マックフライポテトは通常240円/420円/480円(S/M/L)が、7月19日以降は250円/430円/500円となる。