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PayPay、タイ・フィリピン・マレーシアのコード決済に対応

PayPayは、6月15日からPayPay加盟店のうち「Alipay+(アリペイプラス)」を利用する店舗において、タイの「TrueMoney」、マレーシアの「Touch ‘n Go eWallet」、フィリピンの「GCash」「HelloMoney by AUB」での決済に対応した。

すでに連携をしている中国本土の「Alipay」、香港の「AlipayHK」、韓国の「Kakao Pay」を含む、海外の10億人以上のユーザーが日本に訪れた際に、PayPay加盟店のQRコードから飲食やお土産代、宿泊費などの決済ができるようになる。

対象となるのは、店舗に掲示されたQRコードを利用者がスキャンする、「ユーザースキャン方式」でPayPayを利用する場合。

入国制限の解除などにより、2023年4月の訪日外国人はコロナ禍前の2019年同月比約66%の200万人近くまで回復。訪日外国人の増加により、PayPayと連携をしているAlipay+経由で「Alipay」、「AlipayHK」と「Kakao Pay」の決済取扱高も拡大基調にあるという。今後さらなるインバウンド需要の回復が見込まれることから、新たに「TrueMoney」「Touch ‘n Go eWallet」「GCash」「HelloMoney by AUB」との連携を開始。東南アジアを含む海外のキャッシュレスサービスを通した決済を取り込み、加盟店の売上向上を目指す。

PayPayのQRコードから海外のキャッシュレスサービスを利用する方法(Alipay)

PayPay加盟店であれば初期費用など無料で「Alipay+」の利用申し込みが可能で、QRコードを設置するだけで「Alipay+」を通して7つの海外キャッシュレスサービスへの対応が可能になる。Alipay+サービスにおける決済システム利用料は取引金額の1.98%(税別)。

PayPayが連携している海外のキャッシュレス決済サービス

Alipay(中国本土)
Kakao Pay(韓国)
AlipayHK(香港)
TrueMoney(タイ)
Touch ‘n Go eWallet(マレーシア)
GCash(フィリピン)
HelloMoney by AUB(フィリピン)