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Uber Eats、'30年までにプラ廃棄ゼロに 環境配慮素材採用

伊藤忠商事と、グループ会社で中古携帯端末の流通事業を展開するBelong、Uber Eats Japanの3社は、「Uber Eats」におけるサステナビリティ推進に向けた包括的業務提携契約を締結した。伊藤忠グループ各社や業務提携パートナーが取り扱う、環境配慮素材によって作られたフードデリバリー向け梱包材や店舗向け業務用資材を提供する。

まずBelongが、Uber Eatsの国内10万店舗以上の加盟店がサステナブル梱包材を購入できるポータルサイトを開発、6月9日より運用を開始する。さらに、BelongとUber Eatsが構築したリペアプログラムを同サイト上に組入れ、Belongが取扱う中古タブレット端末も提供する。

リペアプログラムは、伊藤忠商事が2022年6月よりBelongを通じて取り組んでいる、Uber Eats国内加盟店向けの「タブレット端末の回収・再利用事業」。Uber Eatsが加盟店舗向けに配布したタブレット端末が故障や解約となった際に、端末を回収・検査・スクリーニングをし、再利用ができる場合は、他のUber Eats加盟店舗に再配布し、再利用ができない端末はBelongにて買取および再販をしている。

Uberは、フードデリバリー事業における地球規模のサステナブルプロジェクトを公表し、2030年までに世界中のUber Eatsの注文で包装として使用される非リサイクルの使い捨てプラスチック廃棄物をゼロにすることを発表。これには、日本を含むアジア太平洋地域において、2025年までにUber Eats上で取り扱われる注文の80%の包装をサステナブル素材にする目標も含まれている。