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レクサス、新型「GX」世界初公開
2023年6月9日 12:36
LEXUSは、6月8日(現地時間)に米国・テキサス州オースティンで新型「GX」を世界初公開した。2023年末から順次各地域で発売する。
GXは、2002年から北米を中心に販売を開始。世界の約30の国と地域で2023年3月末までに累計約54万台を販売してきた。
新型GXの開発コンセプトは「ザ・プレミアム・オフローダー」。過酷な悪路から街中の舗装路に至るまで、クルマと共に過ごす様々なシーンで心高まる体験を提供するために進化を遂げたという。2002年の販売開始以来はじめて、プラットフォームを刷新。LXと同じ新GA-Fプラットフォームの採用や、静粛性と出力、燃費を高次元でバランスさせたV6ツインターボエンジンの搭載など、車両の基本性能を飛躍的に進化させた。
悪路走破性も、オフロード走行性能を追求したパッケージの追求や、路面追従性を向上させるLEXUS初採用のE-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)などを通じて一段と向上。オンロード走行性能では、各部位の高剛性化やEPSの採用などによりリニアなステアリング応答性など、本格オフローダーでありながらもLEXUSらしい乗り味を実現した。
エクステリアデザインでは、高い走行性能の提供に寄与する「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求したデザイン」を本格オフローダーとして表現。高い走破性と冒険心をくすぐる外観でありつつ、あらゆる道でドライバーが快適に運転できるデザインとしている。
インテリアは、オフロード走行時の全方位における視認性などの機能性に配慮しつつ、使い勝手に優れた様々な機能を備え、どのような環境の中でも、安心感をもたらすモダンで快適な室内空間とした。
また、LEXUSが推進する「OVERTRAIL PROJECT」を牽引するモデルとして、雄大な自然環境における新たな体験提供をサポート。より厳しい環境下で求められる機能やデザインを備えた「OVERTRAIL」仕様も新たに設定する。
パワートレーンは、3.5L V6ツインターボと2.4L 直列4気筒ターボハイブリッドシステム。ボディサイズは、全長4,950mm、全幅1,980mm、全高1,870mm。