イオンリテール、ドローンを使った次世代型店舗 JALやKDDIと協力

イオンリテールと日本航空(JAL)、KDDIスマートドローンは、リテール領域におけるドローンを活用した社会実装に関する検討について、三者協定書を締結した。ドローンを活用し、持続可能な街の生活拠点となる「次世代型店舗」づくりに向け連携するもので、長野県 諏訪郡下諏訪町で2025年開店予定の店舗で実証を開始する。

今回の検討では、ドローンとデジタル技術を活用し、新たなラストワンマイルの創出や商品の仕入れ、消費者へ配送するまでのサプライチェーン最適化・効率化などで、新たな買物体験の実現を目指す。

イオンリテールは、地域のニーズを掘り起こし、ニーズに対応するソリューションを企画。地域自治体や関連事業者との連携を図りながら、ドローンとデジタル技術を活用したOMO(Online Merges with Offline)の全体戦略を企画する。JALとKDDIスマートドローンは、ドローンオペレーションの実績や運航管理システムなどの技術を活かし、ドローン運航の調査や関係官署との調整、現地オペレーション支援などを行なう。