ニュース

アマゾン、千葉・埼玉に新物流拠点。千葉はロボット導入で国内最大

Amazon千葉みなとFC

Amazonは、千葉県千葉市と埼玉県狭山市にAmazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)を新設する。2拠点の延べ床面積は合計約20万m2となり、約3,000人以上の雇用を創出するという。いずれも2023年8月に稼働開始予定。

拠点拡大により、アマゾンジャパン全体の商品保管容量は過去最大の1,700万立方フィート以上となり、日本国内のFCの数は合計で25カ所以上となる。

千葉県に開設する「Amazon千葉みなとFC」は、ロボットが商品棚を持ち上げて移動する「Amazon Robotics」導入拠点としては国内最大となる。延べ床面積は約12万m2

「Drive(ドライブ)」と呼ばれるロボットが「Pod(ポッド)」と呼ばれる専用の商品棚を移動させることで、働く方々の業務をアシスト。これにより、短い時間で棚入れや棚出しを可能とする。また、最大約40%多くの在庫を保管でき、スペースの節約が可能となるため、商品の品揃えを増やすこともできるという。そのため、フルフィルメント by Amazon(FBA)を利用している中小規模の販売事業者も、販売機会拡大が見込めるという。

埼玉県狭山市の「Amazon狭山広瀬台FC」は、洋服や時計、靴などのファッション関連の商品を専門に取り扱う物流拠点。ファッション商品特有の保管や梱包などのニーズに対応して設計された。延べ床面積は約8万m2

Amazon狭山広瀬台FC