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長崎 新大村駅前大規模開発「サクラ ミライ 新大村」
2023年5月30日 14:41
大和ハウス工業、日本エスコン、イズミは、長崎県大村市での「新大村駅前市有地開発事業」の名称を「SAKURA MIRAI SHIN ŌMURA(サクラ ミライ 新大村)」とし、その概要を発表した。'24年度春から順次開業し、'25年春の全面開業を目指す。
本事業は、総面積約25,400m2の敷地に分譲マンションや商業施設など7棟で構成される複合施設を開発するもの。「サクラ ミライ 新大村」という名称には、大村市の象徴である「大村桜」と、「この場所に来るすべての人に明るい未来が訪れるように」という想いを込めたという。
同事業では、日本エスコンがファミリー世帯をターゲットにした総戸数191戸の分譲マンション「レ・ジェイド新大村ステーションフロント」「レ・ジェイド新大村パークサイド」を開発。共用部にはコワーキングスペースとキッズコーナーを設置し、コミュニティの場を設けたつくり。専用テラス付住戸や100m2超のプランなど、3LDKを中心とした多様な間取りタイプを用意するという。
また、分譲マンションの住人だけではなく地域の人も利用できるスーパーマーケットや衣料品店、クリニックなどの12店舗によるテナント構成を予定。スーパーマーケットは、イズミが運営する「ゆめマート新大村(仮)」が大村市初出店。あわせて、掃除用品やキッチン用品、文房具、タオル、季節に合わせた普段着など、日用品関連の店舗が入居する。そのほか、クリニック、調剤薬局、クリーニング店やスポーツジムなどにより、地域住民の生活サービスを充実させるとする。
開発場所は'22年9月に開業した西九州新幹線とJR大村線が乗り入れる「新大村駅」の隣接地。また、長崎自動車道「大村インターチェンジ」から約1km、「長崎空港」から約4kmと近接しているため、広域への交通利便性が高い地域となっている。加えて、地域住民や来訪者の利便性向上を図るため、電気自動車充電スタンドやカーシェアステーションなどを設置し、快適な移動手段をサポートする。
所在地は長崎県大村市植松3丁目。敷地面積は約25,400m2、延床面積は約28,000m2(予定)。建物構成は分譲マンション2棟、商業施設5棟の計7棟。商業施設は'24年春開業予定、分譲マンションは'24年11月竣工予定で、全面開業は'25年春を予定している。