ニュース

G-SHOCK、一部を値上げ 6月1日から

カシオ計算機は、腕時計「G-SHOCK」とクロック(置き時計)について、6月1日から一部モデルを値上げする。

カシオによれば、部品価格や組立費などのコストが上昇する中、生産の効率化などで価格を据え置いてきたが、昨今のコスト上昇により自助努力だけでは価格維持が困難な状況に至ったと、値上げの背景を説明している。

G-SHOCKで値上げの対象としてリストアップされたのは130機種。「MR-G」や「MT-G」をはじめ、比較的高価格帯の製品が多く含まれる。

一例として、高価格帯ではMR-Gの「MRG-B5000B-1JR」が462,000円から484,000円になり、22,000円の値上げ。MT-Gでは「MTG-B3000B-1AJF」が121,000円から132,000円になり、11,000円の値上げ。フルメタルでスクエア型の「GMW-B5000-1JF」は55,000円から66,000円になり、11,000円の値上げ。また、マッドマスター「GWG-2000-1A1JF」は99,000円から105,600円になり、6,600円の値上げ。アナログ表示・オクタゴンベゼルの「GA-B2100-1AJF」は22,000円から23,100円になり、1,100円の値上げなどとなっている。

MRG-B5000B-1JR。462,000円から484,000円になり、22,000円の値上げ
GA-B2100-1AJF。22,000円から23,100円になり、1,100円の値上げ

高額なモデルやメタルパーツを多用するモデルなどで値上がり幅が大きい形。一方で、最もベーシックなモデルのひとつである「DW-5600E-1」(12,100円)などは値上げの対象外になっている。