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ファーウェイ スマートウォッチ最高峰「Ultimate」 本格ダイビング対応

左からHUAWEI WATCH Ultimate、HUAWEI WATCH Buds

ファーウェイ・ジャパンは、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH」シリーズの最新モデルとして、高機能で高級路線の「HUAWEI WATCH Ultimate」、小型のイヤフォンを時計本体に収納できる「HUAWEI WATCH Buds」を発表した。また、シューズに取り付けて詳細なデータを取得できるセンサー「HUAWEI S-TAG」も発表されている。

「HUAWEI WATCH Ultimate」は135,080円で5月26日発売、「HUAWEI WATCH Buds」は71,280円で5月24日発売、「HUAWEI S-TAG」は9,680円で6月14日発売。

HUAWEI WATCH Ultimate

「HUAWEI WATCH Ultimate」は高級腕時計を彷彿とさせるデザインや素材を採用するプレミアムモデル。バンドはビジネス向けとスポーツ向けの2種類が付属する。ケース径は48.5mm。

ケース素材にはジルコニウムがベースのリキッドメタルを採用し、堅牢性、耐摩耗性、耐腐食性に優れる。ベゼルと裏蓋はセラミック製。有機ELディスプレイの表面はサファイアガラスを搭載する。メタルブレスレットはチタン製。ラバーベルトはニトリルゴム製。

独自構造の防水設計と防水フィルターにより、100m防水を実現。ダイブコンピューターの機能も備えており、オーバースピード上昇や減圧停止、ガス切り替えといった20カテゴリー以上のリマインダーを搭載、カスタムにも対応する。内蔵ブザーは水中で音を出すことも可能。ダイビング終了後も飛行機利用禁止時間の提案を行なうなど、安全確保のための機能が用意されている。

なおダイビング関連の防水性能は、ISO 22810:2010規格の50m防水(クラス2)に準拠。DIN EN13319にも準拠し最大水深30mのフリーダイビングに対応する。

プロスポーツモードを20種類、カスタムワークアウトモードは100種類以上に対応。高精度トラッキング機能やアドバイス機能も豊富に用意される。新搭載のエクスペディションモードはデュアルバンド5システムGNSSで正確な即位が可能。夜のキャンプファイアーといった薄暗い場面で視認しやすいDIMモードを利用可能。

日々のデータとして心拍数、睡眠スコア、ストレススコア、血中酸素レベルなどの健康指標を計測し、低酸素濃度や高心拍数などの異常を検知するとアラートで知らせる。ストレスモニタリング機能では高級方の提案も行なわれる。

このほかテクノクラフトが提供するゴルフスイング計測アプリ「スイング分析」に対応、スイングの詳細なデータを計測し確認や比較ができる。6月中のアップデートで利用できるようになる。

バッテリー駆動時間は通常の使用で約14日間、24時間心拍モニタリングや睡眠モニタリング、毎週180分のワークアウトなどのヘビーユースで最大8日間。ワイヤレス充電により約60分でフル充電になる。連携するスマートフォンは、ファーウェイ製スマートフォン(HarmonyOS 2以上)のほか、iOS 9.0以上、Android 6.0以上となっている。通信機能はBluetooth 5.2、NFC。マイク・スピーカー搭載。

ディスプレイは1.5型のAMOLED。解像度は466×466ピクセルで、311dpi。防水防塵性能はIP68。

大きさはケース径が48.5mm、厚さは13mm。バンドを含まない重さが約76g。

HUAWEI WATCH Buds

「HUAWEI WATCH Buds」は、クラウドファンディングでプロジェクトを達成していた製品を正式に販売開始するもので、内部にワイヤレスイヤフォンを“収納”できるのが最大の特徴。価格は71,280円で5月24日発売。

物理ボタンを押すとディスプレイ部分がぱかっと開くギミックを搭載、内部に小型のフルワイヤレスイヤフォンイヤホンを収納できる。取り出す際はマグネットで蓋側に吸着されて開くため、取り出しやすくなっている。収納する際も蓋側に吸着させる。カバーオープンボタンや側面のプッシュボタンにはクルードパリ加工が施され高級腕時計を彷彿とさせるデザインになっている。

イヤフォン

イヤフォンは片側が約4gと軽量で、アダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジーにより左右を気にせず装着して利用することが可能。ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出し、耳に入る音をリアルタイムに最適化する。

イヤフォンの操作は本体へのタッチだけでなく、耳介や耳の前に触れることでもタッチ操作が可能。音楽再生など連携するスマートフォンの操作のほか、タップの数でノイズキャンセリングの動作を切り替えるといったこともできる。

イヤフォンへの充電は充電用端子で行なう。収納状態では充電されない。

スマートウォッチ

スマートウォッチとして、運動・健康モニタリング機能を搭載。HUAWEI TruSleep 3.0技術で睡眠モニタリングやアドバイスが提供される。心拍数モニタリングは急激な変化を検知してアラートを出す機能が用意される。血中酸素レベルは24時間確認可能。

ウォータースポーツ以外のさまざまなプロスポーツの計測に対応、80種類以上のワークアウトモードを搭載する。

ディスプレイは1.43型のAMOLED。解像度は466×466ピクセル、326dpi。ワイヤレス充電に対応する。対応OSはAndroid 7.0以上、EMUI 12.0以上、iOS 9.0以上。通信機能はGPS、NFC、Bluetooth。

ケースはステンレススチール製。ストラップはレザーベルト。イヤフォン本体はIP54の防水。ウォッチ部分はポップアップディスプレイが開閉するため防水規格には準拠しない。

バッテリー駆動時間は通常使用で約3日間。イヤホンの駆動時間はノイズキャンセリングONで約3時間、ノイズキャンセリングOFFで約4時間。

大きさは47×47.5×14.99mm、ベルトを含まない重さは約66.5g。イヤフォンの大きさは21.8×10.3×10.3mm。

HUAWEI S-TAG

「HUAWEI S-TAG」は、シューズや腰に装着することでランニングなどの詳細なデータを取得できるようにする小型軽量なセンサー。価格は9,680円で6月14日発売。

スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリとペアリングして使用する。単体のトラッキング用センサーはファーウェイ初となる。重さは約7.5gで、シューズに装着できるクリップと腰部に装着できるクリップが付属。専門的なフォーム分析が可能で、シューズに着けた場合は平均ピッチ、平均ストライド、着地方法など10項目を計測できる。腰に着けた場合は平均GCTバランス、平均上下動の2項目を計測できる。IP68の防水防塵に対応、バッテリー駆動時間は約30日間。

スマートウォッチと組み合わせればさらに詳細なデータを取得可能。組み合わせるスマートウォッチは「HUAWEI WATCH GT Runner」をはじめとしたファーウェイ製品を推奨しており、AIランニングコーチ機能ではペースなどを考慮したプランのカスタマイズなどを行なえるようになる。