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コクヨ、驚くほど軽い書き味のペン「ファインライター」「ローラーボール」

コクヨは、軽い書き心地と豊かな表現力を特徴とするペン・WPシリーズ「ファインライター」「ローラーボール」の予約販売を、Makuakeにて5月23日に開始した。価格は4,400円で、Makuakeでの先行販売価格は各4,180円。

WPシリーズは、書き心地やインクの表現にこだわったペン。砲弾型の樹脂製チップで、文字や図形、イラストを“軽やかに”書き出せるのが特長の「ファインライター」と、粘度が低いインクと自重で書ける書き心地が特長の「ローラーボール」の2種類をラインアップする。

ファインライターの樹脂製のペン先は、内部にインクが通る微細なスリットを持ち、毛細管現象によりインクがスーッと染み出すという。これにより紙にインクが吸い込まれるような触感で、軽く滑らかに書けるとしている。

また、ペン先を砲弾形状に仕上げており、樹脂製チップがわずかにしなる。これにより、文字を書く際にトメ・ハネ・はらいなどの抑揚が表現できるほか、筆圧により線幅の強弱がつけられるため、文字や図形、イラストの表現力の幅を広げられるとする。

筆圧をあまりかけない場合(左)と、筆圧をかけた場合(右)の線幅の変化のイメージ

ローラーボールは、通常の水性ゲルインクボールペンと異なり、シャバシャバとした粘度の低いインクを採用し、インクがたっぷり出る仕様。摩擦を感じさせないような浮遊感があり、上下左右自由にペンを動かせるとしている。また、濃淡の出やすさも特徴で、早く書くと細い線、ゆっくり書くと太い線が書ける。

一般的なゲルインクボールペンのチップにはペン先に微小なばねが入っているが、ローラーボールではチップ内にインクを導く繊維芯を持つ機構を採用。自重で書けるほどの軽い書き味と筆記線の抑揚を実現したという。

両製品ともグリップは、三角の面がペン先まで続く形とし、書く内容によってペンを立てたり寝かしたりして指の位置を変えても、握りやすさが変わらないようにしている。

クリップは長さが特徴で、ばね式でしっかりと挟むことができるように仕上げている。

キャップと本体軸は、アルミ無垢材から切り出たシャープなエッジのある形状を採用。ブラスト加工とアルマイト処理によるマット仕上げとしている。あわせてクリップの端面もエッジが際立ったデザインにしている。カラーはブラックとシルバーの2色。インク色はブルーブラック。

Makuakeでは単体での販売のほか、2本セット(7,920円)、リフィルとのセット(4,180円)、ドイツ装ノート「ペルパネプ」とのセット(7,210円~15,614円)をラインアップする。Makuake購入分は8月下旬に出荷予定で、先行販売の反響などを確認して、今後の一般販売につなげる。