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Slack GPT発表。Slack上にAIによる自動化機能を統合へ
2023年5月8日 08:15
Slackは4日(米国時間)、生成系AI(Generative AI)の活用ビジョンとして「Slack GPT」を発表した。長いスレッドの要約や他のアプリと連携した自動化などを提供可能にする。
"Slack GPT is the conversational AI platform of the future." -@LidianeJones
— Slack (@SlackHQ)May 4, 2023
Take a peek at how Slack, powered by generative AI, will help customers work smarter, learn faster, and communicate better.
Blast off to our blog for all the details:https://t.co/T21173DHMGpic.twitter.com/iVGQ8drJV7
OpenAIのChatGPTや、AnthropicのClaude、独自のカスタムAIモデルなど、用途にあわせたAIモデルを統合し、アプリ上で実現。Slackの会話体験とシームレスに連携し、AIを活用したSlack利用が行なえる。
これにより、AIによる長いスレッドの会話要約、文章作成支援などを、Slackに直接組み込み可能になる。また、チャットの会話だけでなくハドルミーティングの“音声”の要約にも対応。未読のSlackメッセージをワンクリックで確認したり、Slack GPTにハドルへの参加を依頼し、その後に要約と次のステップを即座に提示するといった使い方が可能になる。
また、Salesforce Customer 360のデータとData Cloudから、AIを活用して顧客インサイトを確認できる新たなEinstein GPTアプリを提供する。
2023年の後半には、Slackで1行もコードを書かずに、即座にジェネレーティブAIを導入できるようになる。自動化ツールのWorkflow Buildeでは、ワークフローのステップの1つとしてジェネレーティブAIプロンプトを追加可能とする。また、営業やマーケティング、開発など業種にあわせてSlack GPT展開を予定している。
Slack用Claudeアプリはすでに提供中で、Slack用ChatGPTアプリはベータ版を展開している。Slack GPTに対応したWorkflow Builderは今夏に提供予定で、Slack GPTのネイティブAI機能とSlack用Einstein GPTアプリは開発中。