Yahoo!カーナビ、ETC専用料金所への誤進入を防ぐ新機能

ヤフーは24日から、カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(Android版、iOS版)で、首都高速道路と連携開始した。「霞が関(内・外)」など、首都高のETC専用料金所のうち誤進入が多い6カ所で注意喚起する機能を提供する。

対象となるETC専用料金所は、「霞が関(内・外)」、「代官町」、「木場」、「浦和南」、「新山下(上)」、「磯子」の6カ所。ルートのナビ開始時や、料金所の手前で音声による注意喚起を行ない、ETC非搭載車の誤進入を防止して、安全・安心な運転をサポートする。

ETCの利用率は年々増加しており、現在9割以上の自動車が利用している。国土交通省と高速道路会社6社は、高速道路料金所のキャッシュレス化やタッチレス化を推進する「ETC専用化」に向けた取り組みを進めている。

一方で、ETCを搭載していないドライバーも多く残されており、ETC専用料金所への「誤進入」の事例も起きている。「ETC専用化」の運用開始後、ETCカードを付帯していない車の誤進入や後退が見られていることから、注意喚起を強化。今回、首都高が運営するETC専用料金所のうち、特に誤進入が多い6カ所を対象に、ナビゲーションの開始時と、料金所の手前で音声による注意喚起を行なうこととした。

Yahoo!カーナビでは2022年から、ETC専用料金所を回避するルートも選択可能にする機能などを展開してきたが、新たな取組により誤進入の防止を進める。なお、2023年夏までに同機能を「Yahoo! MAP」(Android版、iOS版)でも開始予定。