e-Taxでの確定申告において、2024年から給与所得の手入力を不要にする。河野太郎デジタル大臣が21日の会見で明らかにした。
政府が進める「書かない確定申告」の一環。e-Taxでは、マイナポータルと連携した医療費控除やふるさと納税の寄付金控除などが自動入力される仕組みが導入されており、さらに給与取得情報を自動入力の対象とすべく、国税庁で準備を進める。
対象となるのは、企業・事業者から国税庁に源泉徴収票がオンライン提出されている場合。2021年のオンライン提出の割合は約5割とのことで、従業員の利便性向上のためにも、企業・事業者が源泉徴収票オンライン提出を進めるよう呼びかけている。