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郵便局で衣類など不要品回収 渋谷・流山

日本郵政と日本郵便は4月20日より、郵便局に不要品回収ステーションを設置し、衣類などを対象とした不要品回収を行なう。対象郵便局は渋谷郵便局と流山郵便局。回収した不要品はリユース品として再流通させるほか、衣類に関しては関連企業を通じてリサイクルする。

ECOMMITとの共創による取り組みで、設置する不要品回収ステーションはECOMMITの「PASSTO」。回収した不要品を日本郵便がECOMMITの拠点へ配送し、リサイクル・リユースする。

PASSTOは、持ち込まれた不要品を回収し、ECOMMITが選別・再流通を担うサービス。回収可能なものは衣類、帽子、ベルト、バッグ。回収できないものは肌着、靴下、水着、着物、ユニフォーム、学校制服、靴類、上履き、スリッパ、破れ・シミ・過度な毛玉のある服、ゆうパックで配送できないものなど。

今回の取り組みは「不要品をごみとして処分するのはもったいない」との声を踏まえ、身近に存在する郵便局が、手間・面倒との理由で廃棄される衣類などの減少に向け、顧客や地域企業の協力を得ながら循環型モデルの形成に挑戦するもの。今後は実施状況を踏まえ、PASSTOの設置郵便局を順次拡大していく予定で、全国の郵便局をハブにした循環型モデルの形成を目指す。

対象郵便局の所在地は、渋谷郵便局が東京都渋谷区渋谷1-12-13、流山郵便局が千葉県流山市西初石4-1423-1。