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ユニクロ、1日中過ごせる新業態 前橋に「UNIQLO LOGO STORE」
2023年4月19日 17:12
ユニクロは、これまでの店舗のあり方から進化した新しいロードサイド店舗「UNIQLO LOGO STORE」として、「ユニクロ 前橋南インター店」を4月21日にオープン。環境配慮店舗としてさまざまな取り組みを実施するほか、カフェやキッズスペース、ガーデンエリアなどを用意し、1日中楽しく過ごせる新しい店舗として展開する。
北関東自動車道「前橋南インター」から、車で5分の場所に位置する新店舗。これまでのUNIQLOのロードサイド店舗を見直し、「ユニクロの企業姿勢を知ってもらう店舗」として、佐藤可士和氏が建築デザインを監修。外観にはオブジェのような巨大ロゴを設置している。
環境に配慮し、今のユニクロが環境のためにできることに数多く取り組み、さまざまな省エネルギー技術を採用。天井の天窓やひさしなどにより、自然採光を活かして照明にかかるエネルギーの一部を削減する。天井には明るさセンサーを設置し、店内照明をコントロールする。外壁の断熱材には着なくなったユニクロの服を細かく裁断したリサイクル素材を活用し、断熱効果をもたらす。
これらにより、従来のユニクロのロードサイド店と比較して、照明器具や空調設備など、店舗における消費電力は約40%削減できると想定。太陽光パネルも設置し、同消費電力の約15%をまかなえると試算している。こうした取り組みは、国内外のユニクロの店舗初となる。
花屋、カフェ、キッズスペースなどを併設。「UNIQLO FLOWER」は、正面入口右側のユニクロロゴ内のFLOWER BOXと名付けたエリアで、約30種類の花を販売する。UNIQLO FLOWERは2020年に横浜ベイサイド店で始まり、現在は都心を中心に15店舗で展開。
カフェスペース「UNIQLO COFFEE」は、正面入口左側に構え、厳選したこだわりのコーヒーを楽しめる。ユニクロ銀座店、UNIQLO TOKYOに続いて3店目となり、導入店舗の中で最も広いスペースで、音楽を聴きながらゆったりくつろいだ時間を過ごせる。
キッズスペースは、正面入口左奥のユニクロロゴ内に「KIDS BOX」と名付けたエリアで展開。子供が楽しく遊べるすべり台や子供用のベンチクッションを設置した。クッションはUNIQLOのアルファベットをかたどっている。同エリアでは、ユニクロの環境保全活動についての取り組みを、子供にもわかりやすい形で展示する。
店舗を取り囲む広々とした芝生エリア「UNIQLO GARDEN」も用意。オリジナルのベンチやデスク、パラソルなどを配置している。ショッピングの休憩や家族での飲食など、開放的で自由な空間で気ままに過ごせるエリアとする。
服のリペアやリメイク、リユース、リサイクルなどができる「RE.UNIQLO STUDIO」を本格的に導入。刺繍やプリントを施すサービスに加え、ボタンの付け直し、ジーンズやシャツなどにリメイクを加えるサービスを提供する。
所在地は、群馬県前橋市亀里町2008番。取り扱い商品は、メンズ・ウィメンズ・キッズ・ベビー。売場面積は約750坪。