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明治神宮「森のビアガーデン」がオープン 「魔法のジョッキ」に感動
2023年4月17日 17:24
明治神宮外苑の「森のビアガーデン」が、4月18日から営業開始する。営業期間は9月24日までを予定。オープンに先駆けて、メディア向け試飲会が実施された。
森のビアガーデンは1984年に営業を開始し、今年で38回目の夏季営業となる。コロナ禍を経て'22年に3年ぶりに営業を復活し、昨年の席数は900席だったが、今年は約1,000席に増加。生ビールの種類も3種類から7種類に拡充している。
飲食プランは、バーベキュー飲み食べ放題のみ(2時間制、30分前ラストオーダー)。生ビールのほか、アルコール10種類、ソフトドリンク3種類を用意する。
料金は大人5,500円、中学生~19歳4,700円、小学生2,500円、4歳~小学生未満1,500円、3歳以下無料。
今年の特徴は、森のビアガーデンのためにカスタマイズしたプレハブ型の冷蔵庫により、樽ごと冷やせるビールサーバーを初導入した点。冷たさを保つ「魔法のジョッキ」との相乗効果で、真夏の暑さでもよく冷えた生ビールを楽しめるという。
ドリンクはいずれもセルフサービス。ビールサーバーは、プレハブ型冷蔵庫タイプを2カ所に、通所のビールサーバーを3カ所に設置している。
生ビールの種類は、キリン一番搾り、一番搾りプレミアム、キリンラガー、ハイネケン、ブラウマイスター、キリン一番搾り<黒生>、ハートランドの7種類。
このほかアルコールは、ハイボール3種類(陸・ホワイトホース・オーシャンラッキーゴールド)、レモンサワー、ワイン(赤・白)、スミノフレモネード、氷結レモン、氷結無糖レモン。シロップと割材で好きな飲み方を楽しめる。
ソフトドリンクは、ウーロン茶、オレンジジュース、アップルジュースの3種類。
食べ放題バーベキューは、まず肉4種類(牛カルビ・豚バラ・味付けラム・ソーセージ)、野菜盛り合わせが運ばれてくる。食べ放題ではないが、おすすめ2種のフライと枝豆、フライドポテトも最初に提供される。
追加注文用として、3種のソースから選べる焼きそば、焼きおにぎり、アイスキャンディ(カルピス味)も用意。これらはモバイルオーダー方式で、テーブルのQRコードをスマートフォンで読み取って注文する。
「魔法のジョッキ」でビールがずっと冷たい
使用する「魔法のジョッキ」は真空二重構造で、ガラスジョッキよりも冷たさをキープできる点が特徴。
ビアガーデンはバーベキュースタイルなので、テーブルには熱い鉄板があり、試飲会ではその隣にこのジョッキを置いていたが、中のビールは最初の冷たさをキープしたままだった。30分ほど鉄板の隣にジョッキを置いたままでもビールはぬるくなることなく、最後まで冷えたビールを楽しめた。
ビールサーバーから自分で注ぐスタイルも、7種類のビールサーバーが並んでいる中でどれを飲むか悩んだり、泡の比率を自分好みにできたりと、「ビールを飲む」以外の部分にも楽しさがあった。
バーベキューで提供される肉は薄切りなのですぐに加熱され、テンポよく食事ができる。追加注文できる焼きおにぎりはそのままでも食べられるが、鉄板ででさらに焼くことで熱々の状態で食べられた。
予約は1カ月先まで受け付けており、webもしくは電話から可能。営業時間は、平日が16時30分~22時、土日祝が12時~22時(いずれもラストオーダー21時)。7月22日~8月31日はサマータイムとして、平日14時~22時30分、土日祝12時~22時30分(いずれもラストオーダー21時30分)で営業する。
所在地は東京都新宿区霞ヶ丘町14-13 明治神宮外苑「にこにこパーク」内。アクセスはJR信濃町駅・都営大江戸線 国立競技場駅から徒歩約5分、東京メトロ 青山一丁目駅から徒歩約10分。