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名古屋・港区にライブハウス型ホール「ポートベイス」 収容2千人超
2023年4月5日 20:00
合同会社ポートベイスは、ライブハウス型ホール「PORTBASE(ポートベイス)」を2025年3月に、東邦ガスグループが開発を進めている名古屋市港区の「みなとアクルス」にオープンする。収容人数はスタンディングで2,280人、座席使用で1,082人を予定している。
所在地は名古屋市港区金川町101番地1の一部(みなとアクルス内)で、アクセスは地下鉄名港線 港区役所駅から徒歩5分。
PORTBASE開業の背景には、東海エリアにおけるイベント催事会場の不足がある。2008年に愛知厚生年金会館(収容人数1,666人)が、2010年に愛知県勤労会館(収容人数1,488人)が閉館し、その後は名古屋市内に同等の会場新設は行なわれていない。
また、PORTBASEと同規模のZepp Nagoya(名古屋市中村区/収容人数：スタンディング1,864人・座席使用741人)の年間稼働率はほぼ100%の状況だという。こういったことから、名古屋のエンタメファンは音楽ライブや2.5次元ミュージカル、ストレートプレイなどの舞台公演に触れる機会を逃しているとし、PORTBASEでは音楽コンサートから演劇仕様までを想定した機構を備えたライブハウス型ホールとして開業する。長期公演にも対応。
敷地面積は10,792.74m2、規模は2階建て。延床面積は3,838.05m2で、1階が2,849.76m2、2階が988.29m2。1階には入場口、ステージ、客席、ロビー、2階には客席が設置される。
PORTBASE開業のために設立された合同会社ポートベイスを構成する出資者は、アミューズ、CBCテレビ、東海テレビ放送、名古屋テレビ放送、中京テレビ放送、テレビ愛知、チケットぴあ名古屋、Zeppホールネットワークを有するソニー・ミュージックエンタテインメント、サンデーフォークプロモーションの9社。名古屋の民放テレビ局全局が参画していることとなる。
PORTBASE開業により、これまで東海エリアで観ること、体験することが叶わなかったリアルエンターテインメントを創造・招聘し、豊かな街づくり、地域の活性化に貢献するとしている。
