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ロレックス、シースルーバックのデイトナなど'23年新作
2023年4月1日 08:30
日本ロレックスは、2023年の新作8モデルを発表した。「コスモグラフ デイトナ」「1908」のほか、「ヨットマスター 42」「スカイドゥエラー」「GMTマスター II」「エクスプローラー 40」「オイスターパーペチュアル」などが案内されている。スイス・ジュネーブで開催されているイベント「Watches and Wonders 2023」に合わせて発表された。
シースルーバックも登場した新しいデイトナ
「コスモグラフ デイトナ」は誕生60周年を迎える。新作はケース、ダイヤル、ムーブメントまでが見直されたものになる。ケース径は40mm。価格はオイスタースチールモデルが179万5,200円。
新デザインのミドルケースを採用、セラミック製ベゼルのモデルにはベゼル側面にケースと同じ金属が用いられる。カラーバリエーションとしてイエローゴールドやスチールとのコンビネーション、エバーローズゴールドも用意される。
ダイヤルはバランスが一新され、インデックスとカウンターの目盛りのサイズを変更、調和のとれた配色と仕上げでモダンな雰囲気になっている。
アイスブルーのダイヤルでプラチナ製ケースの「950 プラチナモデル」もラインナップ。このモデルはロレックス「オイスター パーペチュアル」で初めてという、サファイアクリスタルのシースルーバックを採用している。回転錘はイエローゴールド製。
新しい「コスモグラフ デイトナ」に搭載されるムーブメントは、新型の「キャリバー4131」。脱進機をはじめ各部に最新の技術が投入されるほか、ムーブメントの装飾も新たな仕上げとデザインを採用する。
ビンテージスタイルの完全新作「1908」
「1908」は、3針でスモールセコンドのクラシックなデザインを採用するモデル。ケース径は39mm。価格はイエローゴールドモデルが261万9,100円。
1931年に発表された「オイスター パーペチュアル」からインスピレーションを得ながら、随所に現代の仕様を盛り込んで開発。スリムな形状も特徴になっている。「1908」という名前は、「Rolex」の商標がスイスで正式に登録された年に由来する。
裏蓋はサファイアクリスタルのシースルーバックを採用しており、ムーブメントの動きを見られるようになっている。
ムーブメントは、時分針とスモールセコンドを備える、新しい自動巻きの「キャリバー 7140」を搭載。スリムなムーブメントで、5件の特許が申請されている。パワリザーブは約66時間、精度はクロノメーター精度で平均日差-2~+2秒。
アリゲーターレザーストラップが組み合わされ、2枚の折りたたみ式ブレードを備えたデュアルクラスプは簡単に開閉操作が可能。