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八重洲ブックセンター、3月末営業終了。跡地に43階建て超高層ビル
2023年3月29日 08:00
八重洲ブックセンター本店が、3月31日をもって営業終了となる。所在地を含む街区の再開発計画に伴うもので、跡地には43階・高さ226mの超高層複合ビルの開発が、28年度竣工予定で進められる。
八重洲ブックセンター本店は、営業終了により44年の歴史に幕を閉じることとなる。本店は一旦営業を終了する形で、街区の再開発事業にて建設予定の複合ビルへの将来的な出店を計画している。
営業終了までの期間、「八重洲本店 フィナーレ・イベント」として、参加型の企画や、これまで八重洲ブックセンター本店の売上ランキングを彩ったタイトルを一挙展開するブックフェアなどを実施している。
八重洲ブックセンター 本店の所在地は東京都中央区八重洲2-5-1。書店規模は8フロア。
跡地には延床面積約39万m2の超高層大規模複合ビル
八重洲ブックセンター本店跡地を含む街区においては、2024年度工事着工、2028年度竣工の予定で、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が進められる。再開発組合の参加組合員は、鹿島建設、住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産の6社。
規模は、敷地面積約19,600m2、延床面積約388,300m2、地上43階・地下3階、高さ約226m。オフィス、商業施設、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、地下バスターミナル等で構成される。
バスターミナルは、3月10日に開業した東京ミッドタウン八重洲、および東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業と一体運用を行なう。
計画地には現在、八重洲ブックセンター本店のほか、八重洲三井ビルディングなど、複数のビルがある。